ひつじのブログ

やればできるを、そろそろ自分にわからせたい。

これは秀逸!怒れない「結婚しないの?」斜め上いってる言い方

最近、記事がネタに寄ってて申し訳ないひつじです。

楽しいこと、面白いこと身近になんかないかなーーとアンテナ張ってたら、あったあった。永遠の笑い袋、その名も「オカン」。

アラサー女子ともなった今、結婚へのプレッシャーは内外にないとも言えないですが、うちの家では親や親戚からあんまり正面切って「お前、三十路も越えて何ぼけっとしとるんや!外出て婿探して来い!!誰でもいいからはよ結婚しろ!!早よせんと子供も産めんぞ!!」みたいなことを言われた経験がありません。こんなこと言われたくないなぁ・・・書いてるだけでもゾッとする。
まあ父親は普通あんまり娘にそういうこと言わないと思うけど、世の母親は・・・と、よく聞きますよね。でもさすがに最近、母がちょっと焦ってきていて(あまりに私に結婚に対しての熱意や頓着がないので)、やんわりと(?)そういう話題を振ってくることが結構あります。でも言い慣れてないのか、真意はよくわかりませんが、うちの親が言うとちょっと変わった「結婚しないの?」「子供、欲しくないの?」になります(オブラートに包まないで直球で尋ねてくることもあるけど別に気にしない)。たいしたものではありませんが、以下にご紹介〜。


①「孫の夢を見た」

これはもう、大真面目に言ってくるんで、ただただ対応に困る。なんだろう?よくわかんないけど、とにかくよく(私が産んでもいない)孫が夢に出てくるとのことです。「可愛かった」「男の子だった」「福のある顔をしてた」「お前に似てるような・・・気もする」みたいな感想をつらつらとお話しになるんで、「ふーん」「すごいねー」「可愛いだろうねー」「正夢かな?」などと返答しています。しかし母よ、孫の夢をあまりに頻繁に見過ぎじゃない??


②「(中学校のときの文集で「嫁にしたい人」に投票してくれた)この人、探せない?」

中学卒業のとき、匿名アンケートで、「可愛いと思う人」「面白い人」「話しやすい人」に投票して、その結果を文集で発表するというプロジェクトがありました。そのとき、私は別にたいした項目にランクインしなかったんですが、「お嫁さんにしたい人」ランキングでクラスに一人だけ私に投票してくれた人がいたんですね。ちょっとほっこりして嬉しい気持ちになったのを覚えています。もちろん匿名なので、誰が私に投票してくれたのか判らなかったんですが。
で、そんなことすーっかり忘れてそのまま文集放置してたんですが、この前ちょっと整理してて久しぶりに文集を開いたらそのページを見つけて、それを家族に自慢したら、母がこれまた大真面目に「この人、誰?誰かわからないの?同窓会行ってちょっと訊いてみたらどう?」とここぞとばかり畳みかけてきました。こわ〜。
考えてもみてよ、同窓会行って「あなた、私のこと嫁にしたいって中学のとき書きましたよね?責任とっていただけます?」と尋ね歩くとか怖すぎるだろ。だいたい同窓会の集まりなんか、もう結婚してるか失敗して傷心中のやつばっかりやわ
母には「え〜、どうかな〜?ちょっと思い当たる人がいすぎてわかんない」と言っておきました。


③「産んでおいて、良かった〜!!」

これは最近、何かちょっとしたことを手伝ってやるとすぐ大袈裟に感謝してくるんです。お茶入れてあげたり、洗濯物を畳んだりというふとしたことで「ああ、娘を産んでおいてよかったわぁ〜〜」・・・なんなんだ、この言外のマタハラは!!こんなこと10代の娘時分から手伝ってたし!!
これはなかなかすごいプレッシャーですよね。むしろ私を褒めることで子供を産むことのすばらしさをアピールし、家庭を持つことを間接的に奨励してるわけです。伊達に長いこと親業やってないなと脱帽しますね。


と、まあ冗談のような本当の話なのですが、こんなふうに言われたらむしろ面白くて笑っちゃいます。笑い飛ばせるところが楽でいいなと思うんだけど(その分どこかで痛い目に遭うのかもしれないけど、それは今じゃない!)、まあとにかくチョット斜め上行ってる結婚へのプレッシャーのかけ方だよな、と他人事のように面白がってしまっています。


【本日の一曲】
得田真裕/私 結婚できないんじゃなくて、しないんです