歌詞が面白すぎて悶絶＆再聴せずにはいられない邦楽５選
皆さんこんにちは。
突然ですが、これまで十数年、日本の歌謡曲を自分なりにメジャーからマイナーまでいろいろ聴いてきて、まあ正直それなりに普及した音楽しか押さえてないとは思うのですが、個人的に「これ･･･この歌詞！！なにこれ面白い。なんじゃこりゃ？！」ってなった曲を一旦まとめたいと思います。え、そんなの「まとめ」サイトでやれって？ごめんなさい。
個人的にはホレタハレタの、恋愛をまっすぐ歌った曲って、あんまり素直に心に入ってこないんです。一方、ちょっと斜め上いってるな～！っていう曲に出会ったときの喜びたるや。では早速、始めます！！
１．アナム＆マキ／テキレイ
すべての適齢期の女子に贈られる、かなり赤裸々なエール。
こんな曲、ほかにないんじゃないかなあ･･･。SK-ⅡのCMタイアップされてたようです。なるほど。しかしよくこんな曲（いい意味で）使ったよなぁ。攻めてるね。
自虐もあり、鼓舞激励もありで、「適齢期」と「テキレイ」のもう一つの意味（そのままなんだけど）を掛けてるんだけれど、これがなんだか妙に深い。
- provided courtesy of iTunes
２．SAKEROCK／matakitene
なんとも気の抜けた声で、エセ外国人ぽいおっちゃん（宮崎吐夢さんですが）が歌う
「ま～たきて～ね、ま～たきて～ね、絶対き～てね～」。
最後までわかるようでわからない謎のシチュエーション、そして最後の畳み掛け方。
星野源とハマケンが所属しとった、あのカッコいい（イメージだけはある）インストバンド、SAKEROCKじゃないの？？
聴いたらエンドレス脳内リピートが始まります。ちょっと迷惑なくらいリピートします。
３．レキシ／takeda’
レキシというアーティスト名の通り、すべての曲で歴史関係を歌ってる（それ以外のコンセプトが皆無）という時点で斜め上すぎて、選ぶのも迷うんですが、こちらの「takeda’」は特に歌詞のみならず、リズムも中毒性高すぎです。
メロディーなんてものはあるようでない、なぜならば、あたかも即興かのような歌詞をほとんど訛りのように喋っているからだ。なんなのこのアドリブ感、センス卓越しすぎ。「織田に負けた武田のやり場のない感情と、馬を思う切ない気持ちを、ニセレキシ（u-zhaanのレキシネーム）のタブラにのせて。」だそうです。コントか。ちなみにtakeda2もあります。
- provided courtesy of iTunes
４．clammbon／JAPANESE MANNER
日本の美徳礼節文化を、これでもかと極限までシニカルに綴った
「あるある！！これな！日本人なら誰でも、生まれたときから自然に身に付いとるよ！！父ちゃんも母ちゃんもそのまた先代も脈々と･･･」っていう曲。
でも改めて歌詞を読むと目からウロコ。そして、なぜか身につまされます。
うんうん、先祖代々こうやって世間で処世術かましながら頑張って生きてきたんだよなと、内省的にすらなります。
- provided courtesy of iTunes
５．ハンバートハンバート／おかえりなさい
帰宅したとき、家族から「おかえりなさい」って言われるとすごくほっとしますよね。
でもこれはそういう普通の挨拶じゃないです。
誰から誰への、どういう「おかえりなさい」なのか？
本当の意味を知ったら（全米が）泣くよ～～！
（選外）
ミドリカワ書房／母さん
これ問題作のね･･･死刑囚が、刑執行の前日に母に宛てて思いを綴るというストーリーなんですが、あまりに歌詞が過激すぎて、結局インストのみリリースになってしまったという（今は歌詞付きで聴けます）曰く付きの一曲。
ミドリカワ書房さんは、はどれもこれも世相や種々の問題をなかなか爽やかなメロディー＆澄んだ声で歌っているイメージです。「よくこれを題材に歌おうと思ったね･･･」の一言に尽きます。「メシ喰えよ！」とかもいいです…個人的にすごく気になっていろいろとドキドキしながら聴いてます。すごいよ。椎名林檎の旦那の児玉さんがPV撮ってるんでそちらも気になる。
…という感じでした。いかがでしたか？まだまだあって悩んだんですが、とりあえず今日はこのへんで。
「わかる！」「こんな曲もある！」という方はぜひお知らせいただけると本気で嬉しいです。ご覧いただきありがとうございました。それでは、お口直しにこちらをどうぞ。
[本日の一曲]
森進一／おふくろさん
- provided courtesy of iTunes
