ひつじのブログ

やればできるを、そろそろ自分にわからせたい。

MARQUEE BEACH CLUB(という幻のバンド)について

皆さんはMARQUEE BEACH CLUBという音楽史に残る伝説のバンドをご存知ですか?

6人組(女1男5編成)でダンスチューンが得意な、洒落た歌モノでライブを賑わせること必至の日本のバンドです。

いや、勝手に伝説にしてしまってちょっと申し訳ないんですが、それというのも最近急速にメジャーになってきて1stアルバムも全国チェーンのCDショップで扱われて、露出も増えてきたところで(たぶん事情があるのだと思いますが)急に活動休止になってしまったバンドだからです。活動休止のお知らせを聞いたとき、個人的に今年一番センセーショナルな話だな…と思いましたね。

(プレスリリースはこちら

 

MARQUEE BEACH CLUB(以下MBC)の曲を聴いたのは何かのラジオ番組だったんですが、流れてるときにサカナクション初聴き以来の衝撃を受け、即座にSoundHoundを起動したけど携帯持つ手はモタモタするしアプリも上手く聴き取ってくれず、しかし曲が終わってからのDJの曲紹介で「eye」という曲名とMBCを知りました。もちろんすぐにYouTubeで検索。

曲紹介したDJの方が「超格好いい、このバンドを学生時代にリアルタイムで聴ける学生が羨ましい」みたいな内容の話をしてたのが印象に残ってます。ええ、激しく同意いたします。

 

とにかくボーカル男女の声がまるでそれはもうカーペンターズまたはハンバートハンバート、もしくは「ばらの花」の岸田さんとSUPERCARフルカワミキちゃんのごとく化学反応してて、二声混合とは思えないくらい透き通ってるんです。純和製って感じもしなくて、一応ベースは日本語歌詞なんだけど、日本のバンドというよりMBCMBCとして確立されてるなって感じ。

 

歌詞は散文詩的でお洒落✕意味不明なとこも多いけど、たまに「この感じわかるなぁ〜」って唸らせる部分のバランス/アンバランス感が堪らないです。どれもこれもすてきな曲だなぁと思うんだけど、特に歌詞でのおすすめは「WONDER」かな。ドライブ中エンドレスリピートですよ。中毒性が高すぎる。この感性にはほんと敬服します。

 

活動休止とは言っても現体制でのMBCが一旦終了したということらしくて、解散とか完全終了というわけでもない様子。ライブの様子やSNSとかの盛り上がりを見てると、そりゃそうだろうな、まぁ今はいろいろとあるんだろうな、みんなまだ若いしな、と察するわけです。もっと活動の場がが広がりそうな最中でのあまりにびっくりなお休みのニュースだったので。

 また違う形であれ、なるべく早めにボードに戻ってきてくれることを切に願っております。

 

【本日の一曲】

MARQUEE BEACH CLUB/wonder

 

wonder

wonder

  • MARQUEE BEACH CLUB
  • ロック
  • ¥250